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実績紹介

Webプロモーション

GBP運用とSNSの連動でWebクリック数が16倍に急増

2020年新型コロナの影響で、生花店は結婚式場などの主力の大口顧客を失い売上が減少し、既存の事業モデルが機能しなくなっていた。

新規顧客の獲得と認知度向上を目的に、Googleビジネスプロフィール(以下、GBP)を活用して検索・来店導線を強化。さらに、Instagramも連動して運用し、プロフィールの整備や位置情報の登録、投稿代行によってSNSからの接触機会も広げた。

施策開始から2年でWebクリック数は16倍、インタラクション数は約2.6倍に増加し、検索とSNSの両面から新たな顧客接点の創出に成功。

業種生花店
目的ウェブプロモーション
提供サービス店舗集客プロモーション支援(GBP×Instagram)

クライアントの課題

特定の大口取引先に依存したビジネスモデルでは限界があり、個人顧客を取り込む構造への転換が急務となっていた。

中でも、来店頻度や購買意欲の高い若年層との継続的な関係構築が、新たな成長の鍵として浮上していた。

こうした状況を受け、検索やSNSを通じた情報発信体制の整備が必要となり、取引先に偏った販売構造の見直しが進められた。GBPを軸にInstagramとも連動し、商品の魅力やサービス内容を伝える来店導線の確立が急務となった。

主な課題

課題詳細
既存の事業モデルの転換新型コロナの影響で、主力であった結婚式場などの大口顧客からの売上が大幅に減少し、安定的な既存取引先への依存に偏った販売構造の見直しが迫られた。オンラインでの情報発信を通じて、新規顧客の獲得や単発利用客のリピーター化といった接点拡大が求められていた。
個人顧客向け販路の未整備若年層のリピーター獲得が課題であり、個人顧客向けの来店・購入につながる導線や仕組みが十分に整っていなかった。GBPやInstagramなど、検索・SNSの双方から情報が届く体制が求められていた。

実施内容

実店舗への来店や商品の購入につながる導線を整備するため、GBPとInstagramの2つの施策を連動させ、検索とSNSの両面から情報が届く体制を構築した。

GBPでは、定休日・営業時間・説明文などの基本情報を整理したうえで、外観・店内・商品などの写真を更新し、「最新情報」機能を活用してイベント情報などを定期的に発信。検索結果上での信頼性を高めた。

あわせてInstagramでは、プロフィール情報の整備や店舗の位置情報登録を行い、検索以外の経路からも顧客との接点を増加。フォロー代行や投稿代行も実施し、現在も週1回の発信をベースに継続的な運用体制をサポートしている。

今回の方針

結婚式場など特定顧客への依存から脱却し、新たな顧客層との接点拡大を図るためには、単発的な投稿にとどまらない持続的かつ戦略的な情報発信体制の構築が不可欠だった。

そこで本方針では、店舗の強みを可視化しながら、検索とSNSの両面から来店・購買へとつなげる導線を多層的に整備することを軸とした。

GBPでは信頼性の向上を、Instagramでは接点の拡張とリーチの補完を図り、継続的な顧客接点の創出を目指した。

方針内容概要
GBPは、検索結果上での店舗情報の信頼性と視認性を高め、来店や問い合わせなどの行動につなげる導線を整備・オーナー登録と基本情報(営業時間・定休日・説明文など)の整備
・写真や商品情報、イベント告知などを定期的に更新し、最新情報として発信
検索ではリーチしづらい層との接点を広げ、親しみやすさや共感を生む情報発信により、来店意欲の醸成(GBPを補完する役割)・プロフィールの整備と位置情報の最適化により、マップ上での視認性を向上
・投稿代行やフォロー代行を通じて、週1回を基本に継続的な情報発信を支援
・若年層やSNS利用層に対して、GBPでは届きにくい層との接点を補完的に創出

実施後の成果

実施前は、情報発信における方向性が不明瞭で、SNSやWebを活用した集客導線が確立されていなかったため、個人顧客との接点が限定的で、販路拡大にも課題を抱えていた。

GBPの導入を起点に、店舗情報の整備と定期的な情報発信体制を構築。これにより、検索経由での行動数は大幅に向上し、施策スタート時と、翌年同月の1カ月あたりのクリック数は、12件から192件へと16倍に、インタラクション数も約2.6倍に増加。

あわせてInstagramも連動させ、若年層や購入意欲の高い層との接点づくりを強化。検索とSNSの両面からのアプローチにより、従来の大口法人依存から個人顧客にも訴求できる基盤がされ、個人顧客を含む新たな来客の増加につながった。

以前の課題とサービス実施後の変化

以前の課題実施後の成果
販路縮小により、法人依存型ビジネスモデルが限界を迎え、売上が減少していたGBPを軸にした検索導線の整備により、Webクリック数は12件(2023年)から192件(2025年)へと16倍に増加。検索経由での新規顧客接点が拡大し、来店促進につながった
SNS・Web活用に関する方針が不明瞭で、発信が断続的だったGBPでの最新情報発信をはじめ、定期更新体制を構築。Googleアナリティクスを使った行動データ(通話・ルート検索・クリック)の分析をもとにPDCAを回す体制が定着し、継続的な広報活動が実現
個人顧客への訴求力が弱く、若年層リピーターの育成が進んでいなかったInstagramを活用し、検索外のタッチポイントを確保。GBPとの連動により、親和性の高い層への接触が強まり、個人顧客の来店増加に寄与

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