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実績紹介

情報システム・BPO

監視業務の負荷を軽減する新システム―必要情報を最短で把握できる環境を構築―

ネットワーク基盤を支える事業社では、機器やサーバーの状態を24時間体制で監視する運用を続けていた。

しかし、既存の監視画面は情報量が多く複雑で、必要な情報にすぐアクセスできないことが課題となっていた。

また、障害が起きると短時間に大量の通知メールが届き、状況をつかむまでに時間がかかっていた点も、現場の負担を大きくしていた。

そこで、監視システムが集めている情報を整理し、確認に使う項目だけをひと目で把握できる画面を備えたシステムを開発した。

同じ内容の通知が繰り返される場合は、メールを1通にまとめて受け取れる仕組みを導入し、メールの量を抑えるよう改善した。

さらに、ネットワーク機器からの通知はIPアドレスのみで、施設名等の判断が難しかったため、通知内容に施設名や機器名を付与する処理を加えた。

これにより、どこで何が起きたのかをすぐに判断できる環境を整えた。

業種インフラ関連企業
提供サービス領域情シス・BPOサポート
実施概要24時間監視現場の操作負荷と情報把握の難しさを解消し、必要情報をわかりやすく迅速かつ的確に確認できる独自の補助ツールを開発した。

クライアントの課題

ネットワーク基盤を支える事業社では、機器やサーバーの状態を常に監視していたが、画面の見づらさや通知の多さが大きな負担になっていた。

必要な情報を探すのに時間がかかり、障害発生時の判断が遅れやすい状況が続いていた。

この企業では、サーバーやネットワーク機器の状態を監視するためのオープンソースツールであるZABBIXを使って監視を行っていたが、運用の中で次のような課題が生じていた。。

主な課題

課題
①監視画面が多機能・多階層であるため、必要な情報にたどり着くまでに複数の画面を経由する必要があり、操作が煩雑
②監視画面上で、アラートの内容・重要度・対象機器がひと目で判断しづらく、さらに機器からのアラート情報だけでは、どの施設・機器で発生したアラートなのか一目で把握しにくい
③障害発生時に大量の通知メールが短時間に届き、重要な情報が埋もれやすい

監視業務では、状況を瞬時につかむことが求められる。

こうした見づらさと通知のわかりにくさが、現場の判断を妨げる原因となっていた。

実施内容

①“見ればわかる”監視画面の再設計

従来の監視画面では、目的の情報にたどり着くまでに複数の画面を行き来する必要があり、状況を把握するまでに手間と時間がかかっていた。

また、機器の状態やアラートの重要度も一度で把握しづらく、障害対応の初動に影響が出ていた。

そこでまず、監視に必要な情報を選び抜き、複数画面を行き来せずに確認できるよう、重要な項目をひとつの画面で見られる構成へと見直した。

どこで何が起きているかを把握しやすくすることで、状況確認にかかっていた時間を大幅に減らした。

障害状況の判断に必要な情報を厳選したうえで、扱いづらかった既存ツールとは切り離し、監視に必要な項目だけをひと目で把握できる画面構成を新たに設計。

この設計をもとに、トラフィック監視に特化した専用システムを新規に構築し、誰が見ても状況を判断しやすいシンプルな画面を実現した。

①の実施内容
監視業務に必要な情報を1画面に集約
機器状態・アラートの重要度などを直感的に理解できるデザインに再構
画面遷移や複雑な操作を最小限に抑える設計

これにより、担当者のITリテラシーに関係なく、画面を開いた瞬間に状況を把握しやすい環境を整えた。

②メール通知の最適化

監視運用では、障害が発生すると監視システムから自動で通知メールが送られていた。

しかし、障害が短時間に何百回も繰り返し検知されることがあり、その結果、一度の障害で数百通から1,000通以上のメールが一気に届くケースがあった。

これが重要な情報を見つけにくくする原因となっていた。

さらに、通知は内容が簡素で、IPアドレスなど最低限の情報しか含まれておらず、どの施設のどの機器で起きた障害なのか判断しにくい状況だった。

そこで、通知内容の整理と読み取りやすさの向上を目的に、メール本文の記載情報を再構成し、必要な情報がひと目でわかる書式へ改善した。

②の実施内容
同じ内容の障害が連続した場合、通知メールを1通にまとめて受信できる仕組みを導入
大量通知によるメールボックスの圧迫を防ぎ、必要な情報を見落としにくい環境を整備
ネットワーク機器から自動的に送られる簡素な通知(従来はIPアドレス等のみ)に、施設名や機器名などの判断材料となる情報を追加し、内容を一目で理解できる形式へ改善

今回の方針

今回の改善では、「必要な情報に最短でアクセスできる監視環境の実現」を軸に据えた。

現場の課題は、システムそのものの不足よりも、情報の見つけづらさと通知の読み取りづらさにあった。

そのため、業務フローのどこで判断が滞っているのかを丁寧に洗い出し、監視担当者が迷わず状況をつかめるよう、画面の情報配置や通知の伝わり方を重点的に見直した。

導入後の成果

改善後は、状況把握までの時間が確実に短縮され、障害発生時の初動判断が以前よりスムーズになった。

通知メールの整理により重要な情報が埋もれにくくなり、必要なアラートに集中しやすい環境が整った。

また、通知に施設名や機器名を付加したことで、「どこで・どの機器に・何が起きたのか」を即座に把握できるようになった。

これらの改善により、現場の負担を軽減し、異常の見落としを防ぐ体制を実現した。

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